要請番号(NJ30919B52)
募集終了
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
パライバ日伯文化協会
2)配属機関名(日本語)
パライバ日伯文化協会
日系社会
3)任地( パライバ州ジョアンペッソア市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブラジル北東部パライバ州の太平洋岸に位置する日系団体であり、パライバ連邦大学の日系人教授を中心に2004年に発足した比較的若い団体。同州の日系社会は約150家族とみられ比較的小規模であり、配属先の会員数は現在73名(内43名が日系)となっている。日本の文化・習慣・伝統の紹介・普及、日本語教育の推進、日系高齢者の支援、日本とブラジルの友好推進を目的として、現在では日本語、太鼓、演劇、ダンス、コーラス、折り紙、風呂敷、料理などのクラスを開講するほか、日本祭りなどのイベントを開催している。年間予算約6,7千米ドル。青少年活動日系社会青年海外協力隊員が2019年7月まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パライバ州は日系人や移住者が少なく、ブラジル国内でもまだ日本語や日本文化が浸透していない地域と言えるが、最近では特に地域のブラジル人の日本文化への関心が高まってきている。配属先発足の経緯からパライバ連邦大学とは近しい関係にあり、前述の日本文化クラスのいくつかは同大学と連携した「東洋文化プロジェクト」として実施されている。こうした取り組みを行いつつも日本文化の紹介や普及に応えられる人材に乏しいことから隊員が要請された。2014年まで活動した日本語教師の隊員は盆踊りなどの舞踊を紹介、指導し、盆踊りは現在でも日本祭で披露されており、2019年7月まで活動した青少年活動の隊員は日本語授業の他、生け花クラスを開講していた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先に常勤スタッフは不在。クラスが開校される時だけ講師が配属先や連邦大学で活動を行っている。現在は火、木、金曜に2時間程度の日本文化関係1クラスを開講、講師も仕事を持っているためクラスは土曜日に集中している。
1.日本語(木曜1、土曜2コマ/週)・日本文化クラス(日曜終日)を担当する。
※和食、太鼓、ソーラン節、盆踊り、書道という要望であるが、隊員の得意なもので可。
2.毎年9月頃に開催される日本祭の開催に協力する。
※地元ではマンガ、アニメの関心が高いが、これらに関するクラスは開催されていないため、知識や経験があればなお良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、ホワイトボード、テレビ、ビデオ、プロジェクター、キーボード、和太鼓、マイク
4)配属先同僚及び活動対象者
・会長:日系男性
・現地教師:日系60代男性1名(教授歴6年)
・和太鼓、太極拳、折り紙、コーラス、風呂敷の講師や生徒がボランティアの活動をサポートする。
・日本語クラス学習者数:41名 (7-70歳。小学-高校生:17名、大学生-成人:24名 )
※学習者数のうち18名が日系人。
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
対象者は地元ブラジル人も多いため、活動の主言語はポルトガル語となる。