要請番号(NJ30922A08)
募集終了
2代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル日本棋院
2)配属機関名(日本語)
ブラジル日本棋院
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は日本棋院理事長も務めた岩本薫九段本因坊が囲碁の海外普及のために建設した「ブラジル日本棋院」(会館)竣工とあわせ1989年1月に発足した。ブラジルでの囲碁競技者支援と普及を目的とした事業を行っており、日本棋院の南米本部の役割も担っている。会員数は年少者から80歳代まで約40名であり、国籍不問で門戸を開き、会館を自由対局の場としている。全ブラジル囲碁選手権のほか、月例大会、リーグ戦などを会館で行っており、国際大会にも選手団を派遣している。国際交流基金や日本棋院などからのプロ囲碁棋士の短期受入実績がある。2019年7月から2020年3月のコロナ禍による退避帰国時まで初代隊員が現地で活動し、2022年3月から8月までの予定で再度派遣され活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
囲碁は日系社会で親しまれている日本文化の一つである。これまでのブラジルにおいては日系人男性の競技者比率が多かったものの、その高齢化もあり囲碁人口の減少が心配されている。このため、近年は非日系人の会長の下、日系人・非日系人を問わず、また女性や若年層への普及にも力を入れている。会館内での自由対局や各種大会実施の他、サンパウロ市内の市立学校の教員向けに囲碁講座を開き、次世代を担う若年層への普及に繋がる活動等も行っている。学業や就業の都合や、自宅でも競技が可能なオンライン囲碁の普及もあり、会館で囲碁を打つ人数は多くはないものの、来館者との対局や棋力向上のための指導を会館で行いながら、対面・オンラインを通じたイベント等の実施により囲碁の学習者や競技者人口の増加促進の支援を、初代隊員の活動が終了した後も引き続き得たいとして、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力の上、下記の活動を行う。
1.来館者(10名程度/日)の対局相手や指導を行う。
2.全国大会や棋院での月例会やリーグ戦などの実施支援を行う。
3.囲碁の普及のために、対面やオンラインでイベント、プレゼンテーションやワークショップの実施や広報活動を行う。
4.サンパウロ市立学校の教員向けに囲碁講座の実施支援を行う。
※開館時間(対局室):火曜-日曜、12-18時
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
碁盤、碁石、日本の囲碁関係の定期刊行物(週刊紙、月刊誌など)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
・理事長 非日系、30歳代
・副理事長 日系、80歳代
活動対象者:
・会員(10歳未満-80歳代、初心者から日本のアマチュア5-6段まで)約40名、会員以外の普及対象者全般
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・囲碁アマチュア6段以上
・大会出場経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)