要請番号(NJ30922A16)
募集終了
2代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
バストス日系文化体育協会
2)配属機関名(日本語)
バストス柔道協会
日系社会
3)任地( サンパウロ州バストス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バストス日系文化体育協会は1928年設立。現在の会員数は約500家族。日本語学校の運営をはじめ太鼓などの日本文化や野球、柔道などのスポーツ活動を支援している。年間予算は約26万米ドル。配属先機関であるバストス柔道協会は1951年に設立された州内でも有数の柔道場であり、コロナ禍以前は青少年から成人まで多い時で約150名ほどが練習に励んでいた。1月の暑中稽古、7月の寒中稽古には国内から300名近くが参加し、バストス市からの助成金を受けた青少年への柔道指導プロジェクトも実施。2020年1月まで活動した前任隊員は、市内公立学校・幼稚園で柔道を通した教育プロジェクト「学校柔道」も開始したが、現在はコロナ禍によりいくつかの活動は停止している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジルの柔道人口は非公式ながら200万人で世界一と言われる。競技としての柔道は普及しており、技術レベルも高い。しかし有段者会、関係者間では勝ち負け最優先で商業的側面が強まるブラジル柔道の現状を危惧する声もあり、講道館創始者の嘉納治五郎師範が掲げた「人格の完成を図り、社会への貢献を目的とした柔道」を普及できる人材が必要であることから要請に至った。同配属先で2018年2月より活動していた前任隊員は、ブラジル国内を代表する道場である配属先内で柔道を指導した他、市内公立学校・幼稚園での「学校柔道」の試験導入も行い、こうした活動を今後も発展させるため後任要請があがったが、まずはコロナ禍により停止している活動を再開し活性化させることが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して以下の活動を行う。
1.主に門下生への指導(6日/週)、大会が再開されればその引率
2.公立学校生徒、幼稚園児向けの柔道教室の再開と実施(以前は2日/週、1時間×2コマ/1日)
3.現地指導者への指導法に関する助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先建物3,000平米に柔道場、ウエイトルーム、宿泊施設、厨房、パソコンルームなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 指導者1名(70歳代、日系1世、9段)、秘書1名(非日系、30歳代)
活動対象者:門下生約75名(部活・一般‐インカレ出場レベル、5-40歳、白‐茶帯)、公立幼稚園児約40名(4‐5歳、初心者レベル)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:指導対象である現地指導者が男性であるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・保健体育教員免許保有者望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)