要請番号(NJ30922B30)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンパウロ日伯援護協会は1959年に設立され、福祉・医療サービスをサンパウロ州の日系人を中心に提供している公益社会福祉法人である。受入機関全体の年間予算は約1.2億米ドル。本配属先本部内に福祉・会員・巡回診療に関する部署がある他、2つの病院、医療センター、4つの高齢者介護施設、自閉症児療育施設などを運営している。2021年度JICA助成金事業にて大規模な施設等整備や設備導入が実施された。1986年より2020年にかけて社会福祉士・栄養士・高齢者介護のJICA海外協力隊の派遣実績があり、傘下の各施設へも隊員派遣が行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル日系社会は年々高齢化が進んでおり、社会福祉サービスや介護サービスを必要とする人数が増えている。配属先の福祉部では社会福祉面の支援を求める高齢者の相談・助言・指導やデイサービスで各種教室を実施、また栄養士や作業療法士等による食事・健康・長寿、認知症予防、転倒防止など講演会を実施している。巡回診療班はサンパウロ州内を中心に巡回し各種検査や診療、健康相談や生活改善に向けた助言を行っている。それぞれの活動において、これまで派遣されてきた隊員が各分野毎で活動を行い一定の成果を残してきたが、今回特に作業療法面での利用者に対するサービス改善、質の向上を目指したいとして本要請に至った。また、可能な範囲で傘下の高齢者介護施設を訪問し各職員への助言も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の福祉部及び巡回診療班と協力し以下の活動を行う。
1.福祉部が運営するデイサービスセンターで認知・身体機能維持を目的とした日常生活指導・助言・作業療法支援を行う。
2.サンパウロ州内日系移住地への巡回診療に同行し、日常生活指導・助言・作業療法支援を行う。
3.配属先傘下の4つの高齢者介護施設において、職員への助言や入所者への作業療法支援を行う。
4.配属先が行う各種行事やイベントへの参加、協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先及び各施設の設備全般、リハビリ器具、音響機材 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:事務局長(60歳代男性・日系)、事務局次長(50歳代男性・日系)、事務員(50歳代女性・非日系、20歳代男性・日系)、福祉部担当者(20歳代女性・日系)、各施設の作業療法・介護担当者
活動対象者:配属先及び各施設の利用者(大半は日系)、地域の日系高齢者
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:(女性) 備考:同僚の大半が女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務経験に基づいた活動が必要
[参考情報]:
・高齢者向けの作業療法経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)