要請番号(NJ30922B31)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
サントス厚生ホーム
日系社会
3)任地( サンパウロ州サントス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入機関は1959年に設立され、福祉・医療サービスをサンパウロ州の日系人を中心に提供している公益社会福祉法人である。その傘下にあるサントス厚生ホームは、1971年にサンパウロ市内で開設し、生活に困窮していた日本人移民を対象に支援活動を開始した。その後1974年にサントス市へ移り、日系高齢者を対象とした高齢者養護施設として開所した。現在は平均年齢90歳の日系人51名が入居している。2021年度JICA助成金事業で施設増設が実施された。1992年から2020年にかけて福祉・ソーシャルワーカー・高齢者介護のJICA海外協力隊派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本配属先にはこれまで福祉・ソーシャルワーカー・高齢者介護の隊員が派遣され、それぞれが入所者への介護支援において一定の成果を収めてきた。現在、入所者の高齢化が一段と進んでおり、その平均年齢は90歳で、多くが認知症を患っている。現在、同施設内には常勤の作業療法士がおらず、認知症の進行を遅らせ、また日本での高齢者向けの作業療法の手法を取り入れ入居者の生活の質を向上させたいとして要請があげられた。また大半は日系人であり、日本語のみの会話しか行わない入所者もいるため、日本語によるコミュニケーション、会話の機会を増やすことへの協力も望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.入所者に対する作業療法を行う。
2.ラジオ体操、認知症予防ゲーム、絵画、折り紙などの活動支援を行う。
3.同僚に日本における高齢者向け作業療法の手法を紹介する。
4.ホーム内の各種行事への参加や企画実施を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種介護機器(車椅子、歩行器、介護トイレ、介護ベッド等)、各種リハビリ機器、図書室、多目的ルーム
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(60歳代女性・日系)、レクリエーション担当者(40歳代女性・日系・経験14年) 他
活動対象者:入居者51名(女性7割・男性3割、1名を除き日系、平均年齢90歳)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:(女性) 備考:入居者の多くが女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要なため
[参考情報]:
・高齢者介護施設での経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)