要請番号(NJ30922B32)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アマゾニア日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
厚生ホーム
日系社会
3)任地( パラ-州アナニンデウア市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アマゾニア日伯援護協会は、国籍・宗教・人種の差別なく、物心両面の援助を必要とする人々に対して福祉事業を行うことを目的に1965年に設立された公益団体で、パラ-州を中心としたアマゾニア全地域を対象とし、日系・非日系問わずに福祉と医療サービスを展開している。主な事業内容は2つの日系病院・日系高齢者介護施設運営、医療保険事業である。配属先である厚生ホームはアマゾン地域唯一の日系高齢社介護施設であり、入所者は現在14名、職員は約20名である。配属先の年間予算は約6.5万米ドル。2021年度JICA助成金事業で施設内整備や日本式庭園の改修が行われた。これまでに理学療法士・社会福祉士・高齢者介護・作業療法士等のJICA海外協力隊が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまでに派遣された日系社会海外協力隊は、配属先職員の介護技術の向上や、入所者へのレクリエーションや体操、作業療法を行い、入所者の生活の質の向上、日々の活動の幅を広げることに貢献してきた。一方で、配属先には現在、常勤の作業療法士が不在であり、日常的に十分な作業療法を行えないことを課題としている。入居者の身体的・認知的機能の状態を把握し、また各職員による日々の介護状況を把握したうえで、配属先に適切な作業療法を取り入れるために、本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協力し、以下の活動を行う。
1.個々の入所者の運動機能・精神機能を評価し、作業療法を行う。
2.ホームで実施可能な作業療法に関するマニュアルを作成し、職員へ作業療法を紹介する。
3.ホームで実施する季節の各種行事等に協力する。
4.地域の高齢者を対象とした生涯学習活動(「生きがい教室」「ことぶき教室」)に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ホワイトボード、音響装置、電子オルガン、ボール類、楽器、テレビなど。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 看護師(30歳代女性・非日系・経験12年)、心理士(50歳代女性・日系・経験5年)、介護担当3名(30~70歳代女性・非日系/日系・経験1年~29年)他
活動対象者:入所者14名(大半が日系)、地域の高齢者(日系)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:入所者への作業療法を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)