要請番号(NJ30923A16)
募集終了
・2024/1 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マリリア日系文化体育協会
2)配属機関名(日本語)
マリリア日本語モデル校
日系社会
3)任地( サンパウロ州マリリア市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マリリア日系文化体育協会は日本文化の継承と普及、ブラジルと日本の架け橋となること等を目的とし1930年に創立された。現在の会員数は約1000人で、日本語学校運営をはじめ、野球、ソフトボールなどのスポーツ部、和太鼓や民謡などの文化部など10以上の部を擁し、活発に活動を行っている他、毎年7万人を動員する日本祭り、盆踊りなど各種行事の企画・運営を行っている。マリリア市内に日本語学校、講堂などを有する会館を、また野球場やテニスコートを含む約48平方キロメートルの広大なスポーツ施設を持つ。JICA海外協力隊派遣実績は11名。2023年1月に日本語教育隊員とソフトボール隊員が着任した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はこれまで日本語モデル校の運営や各種スポーツクラブの活動等を通じて、地域社会において日本文化の継承・普及に努めてきた。しかし昨今、日系社会の中でも世代交代が進み、配属先の要になってきた婦人会においては、これまでの料理の知識や経験が次世代へ円滑に受け継がれていないことが深刻な課題となっている。これを受け、2019年に料理を通じた日本文化普及を目的に、日本語学校内で新たな料理グループが結成され、婦人会メンバーや、他地域に派遣されていた料理隊員より講習を受けたが、その活動を更に発展させ、より多くのレシピを継承していくと同時に、活動を通じて若者世代の参加者を増やし、周辺地域へより積極的に日本文化を発信していくことを目的に本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力して以下の活動を行う。
1.平日夜間、週末の料理教室を計画し、実施する
2.日本語学校が実施する毎週金曜日の午前午後の文化クラスに協力する
3.日本語学校の教師と一緒に日本文化普及活動を計画、実施する
4.料理教室で教える新メニューを考え、提案する
5.配属先、日本語学校や関連組織が実施する祭り等のイベントに参加し、協力する
6.日本のテーブルマナーや食育、食に関する知識を紹介し、共有する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
業務用キッチン、ガス台3台(6口、4口、2口)、冷蔵庫3台、冷凍庫2台、電子レンジ1台、各種調理器具
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
日本語学校長(50歳代女性、日本語能力試験1級)
日本語教師(40歳代女性、日本語能力試験1級)
コーディネーター(50歳代男性、日本語能力試験3級)
【活動対象者】
10歳以下約19名、10歳‐19歳36名、20歳-29歳約6名、30歳―39歳約5名、40歳以上約40名 (合計約106名)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:専門的知識があることが望ましい
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導者の立場で活動するため
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)