【配属機関概要】

3）任地（ マットグロッソ州カセレス市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 5.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

カセレス市はボリビアとの国境まで約90kmの距離に位置する人口約9万人の都市で、マットグロッソ州都のクイアバ市までの距離は約220kmとなる。配属先は1970年に設立され、現在の会員数は非日系を多数含む約90世帯(約120名)、年間予算は約4500米ドル。ソフトボール部、野球部、日本語学校を擁しているが、野球部の活動と、月に一度の和食販売が協会活動の柱となっている。同配属先野球部にはこれまでに2名の野球隊員が派遣されており、2代目隊員は2020年3月まで現地で活動した。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同配属先は周辺200キロ圏内に他の日系団体がないことから、日系社会の存続と地域のスポーツ振興を目的に野球活動を続けてきた。現在はコロナ禍で休止していた活動を徐々に再開したところで、所有するグラウンドの整備と、大会へ参加するため選手の増員が急務となっている。また従来より野球を通じた青少年育成に力を入れており、市役所と連携して地域の子ども達へ野球を普及させる計画も立てている。 これらの状況を受け、配属先野球部での指導、また野球の普及活動や、大会参加と成績向上を通じた地域社会へのアピールが求められており、今回の隊員要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。※活動時間(予定)火・木15:00-17:30/水・金19:00-20:30/土14:00-17:30、日は試合があれば参加
1.子どもたちへ野球を通じた人間形成の支援を行う。
2.野球の競技人口増加のための普及活動(学校巡回など)を実施する。
3.大会へ選手たちを引率する。
4.青年チームへ参加して競技する。
5.市役所との連携プロジェクトが実施した際には活動支援をする。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

球場(両翼90m、センター115m)、多目的グラウンド1面、協会内スペース(約600㎡)、T打撃用ネット、道具一式(ベース、木製バット6本、ボール合計45個、キャッチャー用防具4組、グローブ12個)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:カウンターパート(30代日系男性、協会副会長、競技経験27年)、同僚(50代日系男性、協会会長、競技経験37年)、同僚(20代ブラジル人男性、助役、競技経験13年)

活動対象者:
10歳未満～20歳(11名)、20歳以上(13名)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・子どもへの野球指導経験があれば理想的

【地域概況】

【特記事項】