2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30923B02)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

希望の家福祉協会

2)配属機関名(日本語)

希望の家福祉協会
日系社会

3)任地( サンパウロ州イタクアケセトゥバ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同施設は、非営利団体が運営する介護施設であり、軽度から重度の心身障害者を受け入れている。1950年に創業者が、障害を持つ数名の孤児を受入れたことから始まり、現在では、訪問医、看護師、介護士、理学療法士、栄養士など多職種のスタッフが所属し、66名の障害者を受け入れる施設となった。年間運営費約USD140万の多くは寄付金で賄われているが、入居者が作業療法として、編み物やメモ帳などの製作・販売を行ったり、毎年チャリティーイベントを約800人の地域ボランティアと共に開催したりすることで、資金を調達している。施設のホームページ

【要請概要】

1)要請理由・背景

当施設の工房で、入居者が絵画、編み物、メモ帳、洗濯ばさみ、オムツなどの製品を製作し、それを販売することで運営費の一部を調達している。しかし、新しい製品の製作方法を教えられるスタッフがおらず、同じ製品を過去何年も作り続けていることから、消費者の購買意欲が高まらない課題を抱えている。障害者へものづくりを教える経験を持つ隊員が派遣されることで、既存製品の質の改良や新製品の提案が活性化することが期待されている。また、隊員から現場職員へ知見や経験が共有されることで、入居者への提供サービスの質が改善されることが望まれている。自身の経験を活かし、施設の運営の活性化や改善に対し、積極的な隊員が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

軽度から重度の障害を持つ入居者に対し、同僚職員と共に以下活動を行う。(担当する障害レベルは経験に応じ、決定する).。業務時間は平日8時~18時。
1.製作活動(絵画、編み物、メモ帳、新規商品提案)の支援。
2.施設の設備(理学療法室や体育館など)を利用した、レクリエーション活動の企画・実施。
3.日々の生活支援への協力。
4.配属先が主催するチャリティーバザー、祭の運営支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

工房(作業台、椅子、裁縫道具、工具、文具、絵具など)、作業・理学療法室、体育館、食堂など。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
施設責任者(女性、日系)、施設スタッフ約100名(日系、非日系、男女、20代~60代、シフト制で24時間)、施設ボランティア 30名、イベント時は約800名
活動対象者:
入居者66名(日系45名、障害レベル軽度20名・重度46名、39~80歳、平均58歳、長期入居者多数)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(8~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は施設の敷地内の離れになる予定。
・役員数名は日本語話者。