2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30923B06)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G238 料理
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

レジストロ日伯文化協会

2)配属機関名(日本語)

レジストロ日伯文化協会
日系社会

3)任地( サンパウロ州レジストロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

レジストロ市は日本移民の歴史が最も古い街の一つで、配属先は1919年に発足後、数々の変遷を経て1994年に改めて日本文化普及のために設立した日系団体である。現在の会員数は約180世帯で、年間通じて多くのイベントを開催しており、中でも灯篭流し、寿司祭は有名。移民史料館と日本語学校の運営、茶道部、華道部、民謡部等の部活動を実施している。近年は市と共に観光事業にも取り組んでいる。これまでに日本語教育隊員2名、コミュニティ開発隊員1名、料理隊員2名の派遣実績があり、2代目料理隊員が2025年1月まで活動予定、2023年8月からは観光のシニア隊員も活動を開始している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

レジストロはかつてお茶の産地として栄えたが、後継者不足等により農業は衰退傾向にあり、近年では日系文化を観光資源とした観光開発に市を挙げて取り組んでいる。また世代交代により日系家庭における和食継承が困難になりつつある一方、健康的な和食に対する関心は広くブラジル社会で高まりつつあり、各行事の和食売り上げは協会運営資金の調達に大きく貢献している。現在活動中の2代目料理隊員は、配属先の活動継続・発展と和食継承のために、協会婦人部や市内日本食レストランへの和食講習会や、観光地化のモデルエリアであるラポーザ地区への料理指導を行っているが、今後は更にご当地メニューや土産物の開発なども必要となることから後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.配属先及びラポーザ地区の婦人部等を対象に、和食の料理講習会を定期的に開催する
2.市内の和食レストランを対象に料理講習会を実施する
3.地元の食材を利用し、当地の人々の嗜好に合ったレシピを開発・普及する
4.各協会行事等に参加し、調理支援を行う
5.当地の観光地化に協力し、和の魅力を取り入れた新メニューや新商品の開発などを行う


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

調理場2ヵ所、冷蔵庫、冷凍庫、大型ガスレンジ6台、調理台、格納庫、調理器具、食器は200人分保有。配属先内に仕事のできるデスク、プリンター、パソコン。農協婦人部とラポーザ文化協会の調理室も使用可能。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
協会長(日系男性60歳代)、観光推進委員(日系男性70歳代2名)、協会秘書(日系人女性40歳代、30歳代)、婦人部長(日系女性80歳代)、農協婦人部長(日系女性70歳代)

【活動対象者】40歳代以上約40名

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(調理師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:幅広いレシピと指導力が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先関係者の中には日本語話者もいますが、生活はポルトガル語となります。市の観光開発支援のために、観光隊員やコミュニティ開発隊員等と連携した活動も一部行います。