要請番号(NJ30923B07)
募集終了
14代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マリリア日系文化体育協会
2)配属機関名(日本語)
マリリア日本語モデル校
日系社会
3)任地( サンパウロ州マリリア市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マリリア日系文化体育協会の歴史は1930年に始まり、数々の変遷を経て1991年に現在の組織となる。日本文化の普及・継承、地域社会との交流、健全な青少年育成のため、野球、ソフトボール、サッカー、柔道など8つの体育部と、民謡、太鼓、生け花など7つの文化部を擁し、約1000名が活動中、また多くのイベント、市や州との連携プロジェクトも実施している。隊員配属先の日本語モデル校は1994年に開校し、地域の拠点校として日本語教育を牽引してきた。同協会へはこれまでに日本語教育、野球、ソフトボール等の職種で多くの隊員派遣実績があり、現在は13代目日本語教育隊員と4代目ソフトボール隊員が2025年1月まで活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
若年層日系人の日系団体離れ、日系子弟の日本語学習離れに加え、コロナ禍を経て学習者が減少傾向の中、同日本語モデル校は新しい発想と創造力で活発に活動を継続し、地域の教師研修会の開催等にも積極的に取り組むなど、日本語教育の発展・継続に寄与してきた。今後は日本の姉妹都市と新しい交流プロジェクトを進めると同時に、新規学習者の獲得を目指しSNSを駆使したPR活動や、日本のポップカルチャーを取り入れたイベントも実施していく。現在活動中の13代目日本語教育隊員は日本語指導と同時に、SNS広報や姉妹都市プロジェクトを支援。今後も広く展開する予定の様々な活動へ日本との懸け橋となれる人材が必要であり、後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地の同僚教師と共に以下の活動を行う。※予定活動時間:月~金8時‐18時、土8時‐12時
1.配属先にて日本語の授業を行い、教材など必要に応じて刷新する(週に10~15コマ担当を目安。主に初級、中級者を指導)
2.配属先やマリリア大学等の他機関にて、日本の文化、歴史、礼儀作法などを紹介する
3.日本の姉妹都市との交流プロジェクトへ参加し協力する
4.SNSを駆使した学校のPR活動、広報を支援する
5.週末に実施される地域や学校のイベントや教師勉強会等に参加し協力する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室2部屋、図書室、会議室、音楽室、プリンター、プロジェクター。日本語教材『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』『日本語ドレミ』『こどものにほんご』等。
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
学校長1名(日系女性50歳代、経験15年)
常勤現地教師1名 (日系女性40歳代、経験8年以上)
【指導対象者】
日本語モデル校生徒(10歳以下~40歳以上60名)、マリリア大学学生(10代60名)※主に初級から中級
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:日本文化、歴史の紹介等をするため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力となれる人が必要
[参考情報]:
・SNSの使い方に詳しいと役立てられる
・漫画に詳しい、漫画が描ける等の特技歓迎
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同僚教師2名の日本語力は高いが、生活はポルトガル語になる。