要請番号(NJ30923B08)
募集終了
8代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ソロカバ日伯文化体育協会
2)配属機関名(日本語)
ソロカバ日本語学校
日系社会
3)任地( サンパウロ州ソロカバ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ソロカバ日伯文化体育協会は、人口60万人の工業都市であり日系企業も多いソロカバ市で1962年に活動を開始。現在は約400世帯の会員を擁し、日系人の親睦のためにスポーツや文化活動を通じて交流を図っている。ソロカバ日本語学校の運営の他、将棋、太鼓等4つの文化部と、野球、テニス、ゲートボール等複数のスポーツ部が活動しており、婦人部、老人部の活動も盛んに行われている。年間行事として盆踊り、演芸会、笹戸丸フェスタなどを開催し、イベント時には部を超えた協力体制で、地域社会と交流し、日本文化を継承・普及している。年間事業費は約6万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では元々、継承日本語として日系子弟を対象に日本語教育を行ってきたが、現在は特に20~30歳代の学習者の4割が非日系であり、外国語としての日本語教育が求められており、ゼロから短期間に上達することを目指すなど、現場のニーズが近年大きく変化してきた。このため学校としてのカリキュラムの再構築が課題となっている。また、「生きた日本語」や、「今の日本」を随時取り入れ、現場に反映していくことで保護者や学習者の関心が高まることから、コロナ禍で減少した学習者の回復を図るためにも隊員派遣の継続が求められ、本後任要請に至った。隊員には学校の活性化や現地教師の日本語のブラッシュアップなども求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教師と協力して以下の活動を行う。※活動時間:月~金7:30-17:30、週に10~15コマ程度が目安
1.日本語と日本文化の指導をする ※主に初中級から上級クラスを担当/現代日本のカルチャーや習慣も紹介する
2.現地日本語教師と共にカリキュラムや教材を作成する
3.教員会議や相談会、また地域の教師勉強会やイベントへ参加、協力する ※主に週末
4.現地日本語教師の日本語のブラッシュアップ、教授法の紹介などを実施する
5.協会主催のイベントへ参加、協力する ※主に週末
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、コピー機、テレビ(各教室)、ビデオカメラ、三脚、プロジェクター、日本語教材『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』、『中級へ行こう』『みえこさんの日本語』『にほんごチャレンジかんじN4-N5』など
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
主任教師1名(女性、30歳代、指導経験9年)
常勤教師2名(女性30歳代、40歳代、指導経験14~15年)
【活動対象者】
学習者約65名(10歳未満5名、10代20名、20代18名、30代10名、40代以上11名)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師への助言等が求められるため
[参考情報]:
・オンライン授業の経験なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同僚教師は日本語が流暢ですが、生活はポルトガル語になります。教師経験が浅くとも、やる気とチャレンジ精神がある方が歓迎されます。多様な年齢層への指導経験があると役に立ちます。