要請番号(NJ30924A15)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
SBC病院
2)配属機関名(日本語)
SBC病院
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当病院は、南米最大と言われたブラジルの農業協同組合「コチア産業組合」が、農業生産者と従業員に医療支援を提供する目的で、1962年に設立された。現在では21の診療科を有し、サンパウロ市内の日系の高齢者を中心に医療サービスを提供している。2018年~2020年にかけて、北海道の北見赤十字病院の協力を得て、JICA草の根技術協力事業「SBC病院緩和ケア教育プロジェクト」が実施された。2021年には、JICA助成金の支援を通じて、緩和ケア室を含む大幅な建物改良・近代化、医療器材の購入が行われた。ホームページインスタグラム
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル日系社会の高齢化を見据え、癌患者およびその保護者を対象に、日本式の緩和ケアを取り入れている。医療部長および看護師長が日本で緩和ケアを学び、帰国後に緩和ケアチームが結成された。その後、常時30名程の患者を対象に心身のケアを行ってきたが、コロナ禍で緩和ケアチームは一時解散となった。現在、チームが再結成され9名程の患者のケアを再開しているが、サポート体制を再構築、更なる強化に取組む協力者が求められている。日本語話者の患者も多いため、日本語による心身のケアや日本の病院が実践するホスピタリティを導入することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と以下活動を行う。活動時間は平日8時~15時。
1.緩和ケアチームの一員として、医者や同僚看護師の業務を補佐。日本の緩和ケアの実演。
2.日本語話者の患者およびその保護者へ日本語で話しかけるなどし、患者の不安をヒアリングする。
3.日本語話者の患者向けに、病院の案内、問診票などの書類を和訳する。
4.同僚職員向けに、ホスピタリティ講習を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品全般、病院専用のエプロン、マスク、靴、帽子など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:医療部長と看護師長(日系、50代、日本語可、帰国研修員)、医師、看護師、心理士、理学療法士など(日系、非日系、一部日本語可)
活動対象者:患者(日系、非日系)およびその保護者
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言が求められるため
[参考情報]:
・緩和ケアの従事経験(必須)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日本の看護師資格は当国で適用されないため、活動内容は、身体への侵襲行為に抵触しない範囲となる。