2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30924B11)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G124 野球
年齢制限
活動形態
日系
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

全アリアンサ文化体育協会

2)配属機関名(日本語)

全アリアンサ文化体育協会
日系社会

3)任地( サンパウロ州ミランドポリス群第1アリアンサ村 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全アリアンサ文化体育協会は1939年に周辺地域の農業産業組合として発足したが、その後、文化・スポーツと活動対象を広げて1978年に現在の形で正式に法人登録された。2024年時点の会員数は約170世帯、年間予算は約2000ドルで、第1、第2、第3アリアンサ村の文化体育活動を統括的に行っている。野球部、陸上部を擁し、特に野球部はブラジル全国大会での優勝歴を有し、強豪チームとしてブラジル国内では名高い。スポーツを通じて地域社会の活性化と青少年の健全育成に貢献すると同時に、カラオケ大会、ゲートボール大会を開催し、日系人の親睦を図り、日本文化の継承と普及にも努めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

アリアンサ野球の歴史は古く、アリアンサ地区誕生の1924年の2年後ごろから始まった。アリアンサ地区第1、第2、第3村、また日系コミュニティーの弓場農場の4チームの対抗戦で争うアリアンサ大会は戦前から始まり、第二次世界大戦とパンデミックで停止したものの、2024年に第77回目を迎え、ブラジル国内で実施される野球大会で最も歴史の長い大会である。しかし近年野球の低迷期が続き、選手数も減り、活動休止を余儀なくされた時期もあった。そこで、アリアンサ地区の将来を担う子どもたちに大切な歴史の一部である野球を伝えること、またスポーツを「教育」の一環と考える日本の野球を経験した隊員に、野球を通じた子どもたちの健全育成を期待して、今回初の隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。※活動時間(予定):火水木15:00~19:00/土 8:00-18:00/ 日 9:00-18:00
1. 週4回、6歳から17歳までの子どもたちへ野球を指導する。
2. 毎週日曜、17歳から80歳までの青年、壮年野球の練習へ参加し、指導する。
3. 遠征や大会へ引率者として同行し、必要に応じて審判も務める。
4. 同僚コーチたちへ指導法を共有し、適宜助言を行い、指導力を高める。
5. 大会などの野球関連イベントや、配属先主催のイベントへ参加し協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

野球グランド(3面)、ボール(軟式,硬式)、バット(金属、木製)、グローブ各種、バッティングマシン(2台)、捕手道具(大人用、子ども用)、ベース、バッティングゲージ

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:同僚コーチ(30歳代1名、40歳代2名、80歳代1名)

活動対象者:10歳未満14名、10歳代14名、20歳代11名、30歳代12名、40歳代40名(合計91名)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)10年以上 備考:現地指導者に教えるため
    (指導経験)2年以上 備考:現地指導者に教えるため

[参考情報]:

 ・子供への指導経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

サンパウロ市から遠く離れた内陸奥地の農村地帯ですが、現地日系人コミュニティでは日常的に和食が食べられ、日本語を話す関係者も多くいます。安全面を含む生活環境を考慮し、男性が適しています。