要請番号(NJ30924B18)
募集終了
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル日本文化福祉協会
2)配属機関名(日本語)
ブラジル日本移民史料館
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブラジル日本文化福祉協会は1955年に発足したブラジル5大日系団体の一つであり、ブラジル日系社会の中心的機関として、ブラジル社会において日本文化の継承と普及を促進すると共に、日本国内ではブラジル文化の紹介と普及の活動支援を行っている。同協会が運営するブラジル日本移民史料館は、ブラジルに渡った日本人移民の記録を保存し、後世にその歴史を伝えることを目的に1978年に完成した。同協会にはこれまでに、学芸員や司書など5名のJICA海外協力隊派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル日本移民史料館は、日本移民の歴史を残し、後世に伝えることを主な目的とし、近年では、展示施設の改修や研究・教育スペースを追加するなど、常に趣向を凝らしてその使命を果たし続けている。同館が保有している史料(書類、図書、写真、雑誌、絵画、家庭用品、着物など)は約9万点以上にも及ぶ。他方、コロナ禍以後人材不足の影響から、収蔵庫の史料の管理が適切に行われておらず、特に図書資料においては、2~3万冊が整理されないままの状態になっている。配属先として早期に解決すべき課題としているが、図書の仕分け、管理方法に関する知識を有する人材が不足しているため、隊員の協力を得たいとして、本要請に至った。また、隊員には可能な範囲で、本や紙の展示品の修復作業も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先や関係者と協力し以下の活動を行う。
1.収蔵庫にある未登録の図書の整理、分類、登録をし、目録のデータベース化を行う。
2.上記内容をマニュアル化し関係者が継続して作業が行える体制を整える。
3.損傷がある図書や紙の展示品を可能な範囲で修復する。
4.図書を活用したイベントの提案等行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノート型PC、プリンタ、資料収蔵庫 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
史料館責任者(女性・50歳代)、事務(男性・40歳代)
活動対象者:
図書担当の職員、ボランティア5~7名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(司書)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)