要請番号(NJ30924B19)
募集終了
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
バイア日伯文化協会連合会
2)配属機関名(日本語)
バイア日伯文化協会連合会
日系社会
3)任地( バイア州サルバドール市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関はブラジル北東部で最大の人口を誇るサルバドール市で1983年に設立、バイア州内の日系協会11団体が所属している他、地域内他州の日系協会と協力・連携関係にあるなど、同地域の日系団体の中心機関としての役割を果たしている。日本語教育や日本文化の普及・発信を積極的に行っており、日本語弁論大会、盆踊り、日本文化祭りなどの実施に携わっている。会員数は約1,300人、年間予算は約2万米ドル。これまで日本語教育、団体事務の隊員派遣がある他、2018年から2020年まで配属先傘下のサルバドール日伯文化協会に料理隊員が所属し、地域内を巡回して各日系団体の婦人会や青年会、日本語学校にて料理講習会を実施した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バイア州の日系社会では、世代交代が進み、各家庭での和食調理は継承されていないことが多い。また配属先や参加団体が実施する行事では、和食の販売が団体運営の主な収入源の一つとなっているが、各団体会員の高齢化などにより和食調理を知らない会員の増加や後継者不足も課題となっている。近年、日本アニメや漫画の影響から和食調理に関心を持つ若い世代や非日系も増加しており、州内の日系団体からも和食の調理法を学びたいという要望が多く寄せられている。配属先に所属する各日系団体を巡回し、和食の調理法指導や質の向上により各日系団体の活動活性化が進むことが期待されて本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、以下の活動を行う。
1.サルバドール日伯文化協会を中心に、配属先傘下や周辺の日系団体婦人会を巡回し和食講習会を定期的に実施する。
2.配属先傘下や周辺地域の日系団体の青年会や日本語学校生徒向けに和食講習会を実施する。
3.日本祭など配属先が実施に関わる行事での和食講習会や和食紹介を行う。
4.その他、配属先が主催する行事への参加、協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
調理器具一式(冷蔵庫、冷凍庫、大型ガスレンジ、業務用ガスコンロ、電子レンジ、調理台、調理器具各種、食器等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
会長(50歳代・女性)、副会長(50歳代・男性)
婦人会長(50歳代・女性)
活動対象者:
配属先傘下の各日系団体婦人会会員、青年会会員、日本語学校生徒 等(講習会参加は各15-20名程度)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現地食材で工夫して調理を行うため
[参考情報]:
・和食以外の料理の指導もできればなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)