要請番号(NJ30924B20)
募集終了
10代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンパウロ日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
高齢者特別養護施設 あけぼのホーム
日系社会
3)任地( サンパウロ州グアルーリョス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンパウロ日伯援護協会は1959年に設立された、福祉・医療サービスを提供している公益社会福祉法人である。あけぼのホームは、JICAの助成金を得て、2000年に開所された日系の要介護者対象とした特別養護老人施設である。2021年には助成金で施設の増改築が行われ、33室、最大45名が入居可能な施設となった。現在は、90歳から102歳までの40名が入所している。JICA海外協力隊は、2000年から2020年にかけて社会福祉士・介護福祉士・ソーシャルワーカー・栄養士・作業療法士の協力隊が派遣され、現在は高齢者介護の隊員が2025年10月まで活動予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジルの日系社会でも高齢化が進行しており、要介護者の数も増加している。あけぼのホームの入所者の多くは、認知症を患っている日系一世や幼少期に日本語環境で育ってきた二世である。そのため、記憶の衰えを遅らせるようなケアや、日本語による介護が求められている。過去に派遣された隊員は、計算やクイズ等の脳トレーニング、塗り絵、歌唱、体操など多岐にわたるレクリエーションを導入した。要介護レベルに応じたレクリエーションの導入や日本語による声かけ、介護職員への技術移転がより一層求められ、日本人介護士の派遣が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協力し、以下の活動を行う。活動時間は、平日は8時~17時(休憩1時間半)、週末は年間5回ほどイベントがある。
1.認知症の進行を予防するアクティビティ、要介護レベルに応じたレクリエーションの実施支援を行う。(例)体操、ゲーム、手芸、習字、工作、カラオケなど。
2.日本語による入所者との対話を通した介護支援を行う。
3.各スタッフとの意見交換、日本の介護技術の紹介を行う。
4.施設内行事の実施支援および企画を行う。 (例)母の日、遠足、カーニバル、劇、クリスマスなど。
5.配属先と関係福祉団体と行う、チャリティーイベントやお祭り、日本の文化紹介に参加、協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種介護機器(車椅子、歩行器、介護トイレ、介護ベッド等)、各種ボール、玩具、DVD、折り紙、文具他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(50歳代男性・日系)、看護師27名、介護士9名、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、調理師、清掃員など、計69名
活動対象者:40名(日系比率は10割、女性が7割、90歳以上)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
[性別]:(女性) 備考:職員と入居者の大半が女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:入所者に直接的な支援を行うため
[参考情報]:
・高齢者へのレクリエーション指導経験5年
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先より昼食が提供される