要請番号(NJ32419B17)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
パラグアイ高知県人会
2)配属機関名(日本語)
パラグアイ高知県人会 本部
日系社会
3)任地( アスンシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、高知県出身者である会員相互間及び各日系団体等との親睦を図ることを目的に設立された団体である。首都アスンシオン市内に事務局(高知県人会館)を置き、高知県の各市町村と連携しつつ、①高知県への研修生の派遣、②日系人学生を対象にした宿舎(事務局のある県人会館)の提供、③高知県との文化交流、④国内外の諸団体の交流協力等の業務を行なっている。また、当国内の各移住地にも県人会支部があり、相互交流を図っている、現在の会員数は、約150世帯(2019年度)。これまで「よさこい」指導のため短期NJV(文化)2名の受入実績がある。長期隊員の要請は初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の日系関係者には高知県出身者の割合が高く、県発祥の「よさこい鳴子踊り」を通して日系社会と日本がより良好な関係構築に貢献することが期待されている。 高知県に留学経験のある県人会子弟有志により「よさこいチーム」がアスンシオンで結成され、日系社会関連行事での演舞等、よさこいの推進と普及に貢献している。しかし、新しい振り付けや新曲の入手が難しく、実際の実技指導も伴わないため技術面でのレベルアップが課題である。また、首都以外の日系移住地では歴代隊員が、活動の組織化と技術向上に努めてきたが、未だ習熟の度合いと組織化は立ち上がり段階にある。隊員の継続派遣により、よさこいチームの指導者の育成と全体的な技術レベルの向上のため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の一員として、以下の活動を行う。
1. 今年立ち上げたアスンシオン市高知県人会のチーム等に、よさこいの定期的な指導を行う。
2. 日系人移住地(ペドロ・フアン・カバジェロ市、ラ・パス市、イグアス市、ピラポ市、シウダ・デル・エステ市、エンカルナシオン市等)の日本人会婦人部、日本語学校などの日系人団体に対し、定期的巡回を行い、よさこい活動の組織化と指導、活動リーダーの育成を行う。
3. 日パ学院やパラグアイ系NIHON GAKKOの生徒など、パラグアイ人社会に対してもよさこいを普及させる。
4. よさこいを発表できるイベントの企画・立案、出演指導や支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・事務所:事務机/椅子、PC、プリンター、プロジェクタ、コピー機等
・機材等:音響セット、法被、鳴子(約50セット)等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・県人会事務局:会長 男性(70代)、職員2名
活動対象者:
・首都よさこい鳴子踊りチーム:約30名(10~40歳) 1~3年(女性9割)
・高知県人会首都支部チーム(約20名 女性9割)
・現地校(各校約30名、男女)、各日系学校(男女)、日系団体(青年部・9割女性、婦人部)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験) 備考:よさこい鳴子正調。要請団体の希望
[参考情報]:
・初級から上級までレベル別に指導できること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・活動使用言語は主に日本語となるが、日系社会だけでなく現地小中学校等での指導も想定されているため、基本的なスペイン語力は必要となる。
・住居はホームステイ(または離れ)となる予定。