要請番号(NJ32423A22)
募集終了
3代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
パラグアイ高知県人会 本部
日系社会
3)任地( アスンシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、高知県出身者である会員相互間及び各日系団体等との親睦を図ることを目的に設立された団体である。首都アスンシオン市内に事務局(高知県人会館)を置き、高知県の各市町村と連携しつつ、①高知県への研修生の派遣、②日系人学生を対象にした宿舎(事務局のある県人会館内に併設)の提供、③高知県との文化交流、④パラグアイ国内の他の日系団体や国外の高知県人会等との交流協力事業を行なっている。現在の会員数は約150世帯(2022年12月時点)で、国内各移住地には県人会支部がある。これまでよさこい鳴子踊りの指導のため短期の日系社会青年海外協力隊(文化)2名の受入実績がある。長期隊員の要請は初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の日系関係者には高知県出身者の割合が高く、県発祥の「よさこい鳴子踊り」を通して日系社会と日本とのより良好な関係構築に貢献することが期待されている。 高知県に留学経験のある県人会子弟有志により、よさこい鳴子踊りチームがアスンシオンで結成され、日系社会関連の様々な行事での演舞を通して、よさこい鳴子踊りの推進と普及に貢献している。これまでに派遣された隊員は活動の組織化や技術向上に努めてきたが、隊員継続派遣による指導者育成、新しい曲や振り付けの導入、さらなる技術レベル向上のため、本要請に至った。 また、よさこい鳴子踊りを通じてパラグアイ・日本両国間の更なる友好関係の向上に資することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の一員として、以下の活動を行う。
1. 首都のよさこい鳴子踊りチーム等に、よさこい鳴子踊りの定期的な指導を行う(週1回程度)。
2. 地方日系人移住地(ラ・パス市、イグアス市、ピラポ市等)の日本人会婦人部、日本語学校などを巡回し、よさこい鳴子踊り活動の組織化と指導、活動リーダーの育成を行う(不定期、月の半分程度を想定)
3. 現地の学校の児童・生徒などへの指導を通して、パラグアイ人社会によさこい鳴子踊りを普及させる。
4. よさこい鳴子踊りを発表できるイベント(例:よさこい鳴子踊り大会)の企画・立案、出演指導や支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・事務所:事務机/椅子、PC、プリンター、プロジェクタ、コピー機等
・機材等:音響セット、法被、鳴子(約50セット)等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・県人会事務局:会長 男性(70代)、職員2名
活動対象者:
・首都よさこい鳴子踊りチーム約30名(10~40歳)経験1~3年(女性9割) 、高知県人会首都支部チーム(約20名 女性9割)、現地の学校(各校約30名、男女)、各日本語学校(男女)、日本人会(青年部・9割女性、婦人部)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:要請団体の希望
[参考情報]:
・正調よさこい鳴子踊りを指導できること
・初級から上級までレベル別に指導できること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語は主に日本語となるが、日系社会だけでなく現地の小中学校等での指導も想定されているため、基本的なスペイン語力は必要となる。COVID-19の影響により、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら、活動を展開する。住居は配属先が所有する施設となる予定。