要請番号(NJ32423B15)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済財務省
2)配属機関名(日本語)
パラグアイ日系・日本人会連合会
日系社会
3)任地( セントラル県フェルナンド・デ・ラ・モラ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都アスンシオンに隣接する市に事務所を構え、パラグアイ全土にある9つの日本人会・文化協会(日系1世・2世が中心)と、1つの日系人協会(2・3世が中心)で構成されている。特に、日本語教育、文化、高齢者福祉に関する活動、及び後継者育成に力を入れている。アスンシオン日本人会の敷地内にある多目的文化サロンは、2020年に改修工事が完了し、盆踊り大会、バザー、文化教室等に利用されてきた。加盟団体の総世帯数は約1200世帯、日系社会全体における日本人会の組織率は約60%(都市部)となっている。同職種の隊員が活動中である(2024年10月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年、パラグアイ日系社会における日本の伝統・文化活動の継承の重要性が改めて再認識されている。同時に、非日系パラグアイ人による日本文化に関する興味、関心が高まっている。日系日本語学校では、日本語教育以外でも、書道、生け花、和太鼓、着付、よさこいソーラン等の愛好会が自主的な活動を行っている。また、各日本人会では、日本祭りや盆踊り大会等を企画し、日本文化の普及に努めている。今後、パラグアイ全土への文化継承と普及を目指すためには、日本の伝統文化等を継承できる人材育成と中長期的な計画策定が急務となっている。前述の隊員により各地のニーズが掘り起こされたが、引き続き専門性や技術を有した日本人が指導する必要性があり、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先を拠点とし、日本語教育を取り入れている現地校、日系移住地等を巡回して以下活動を行う。
1.日系婦人部・各種愛好会を対象に、講習会を企画・実施し、茶道、着付指導、日本舞踊、日本料理等のうち可能な分野に関して指導を行う。
2.茶道、着付指導、日本舞踊、日本料理等の日本文化紹介の講習会実施への支援を行い、可能な分野に関して指導を行う。
3.地域の日本文化普及を行う機関(現地校等)への指導協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コピー機、ファックス機、パソコン、プリンター(HP) ※着物や帯、茶道具等は、巡回先の各移住地等で所有しているものを使用する。抹茶は高価であるが当国でも入手可能。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 主任1名、大卒(日本)、補佐的専従スタッフ:大卒(パラグアイ)
事務局長:(男性) 勤続12年
活動対象者:各移住地の日本語学校生徒、教師、
文化センター、現地校等の生徒、教師等
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験) 備考:現地指導者への育成を含むため
[参考情報]:
・特定の分野に関し3年以上の稽古(学習)要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・活動使用言語は日本語及びスペイン語となる。
・住居はホームステイ(または離れ)、もしくはアパートとなる。
・長距離バス移動での巡回もあり、体力のある人材が望ましい。