2024年度 1回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA02624103)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
派遣期間
短期 9ヵ月
派遣時期
2024年12月以降
アイレウ県保健局外観 保健局長(左)と総務部長(右) 住民への講習会の様子 住民への講習会の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

アイレウ県保健局

3)任地( アイレウ県アイレウビラ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はアイレウ県における保健省管轄の行政機関であり、県内の住民の健康維持に努めている。局内の職員は29名。総務部と保健プログラム部の2部に分かれており、総務部は経理や人事の仕事、保健プログラム部では保健省から下りてくるプログラムの実施を行っている。プログラム内容は様々で、母子保健、栄養、リプロダクティブヘルス等々、保健省がイニシアティブを執って行っているものもあれば、他国の機関やNGO主催のものもある。これまで同県保健分野へのJICA海外協力隊の派遣は6名おり、看護師等が協力。2024年1月現在、海外からの支援として、予防接種啓発のためにWHOから派遣されたスタッフ(バングラディッシュ人)が1名活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では県下の全住民の健康維持に努めており、クリニックでの診療の他、母子保健、予防接種、栄養指導、その他学校の生徒や地域住民への健康教育(歯科ケアを含む)を行っている。さらに、県の中心部に来ることができない住民へは、ヘルスポストと呼ばれる出張所が8カ所設置されており、そこへ保健局からのアウトリーチ・チームが定期的に訪問し、保健局で実施している活動と同じ活動を行っている。保健局職員だけで同活動を行うことは困難で、SISCa(地域保健サービスボランティア)と呼ばれる現地住人ボランティアが支援。SISCaへの教育指導は保健局職員等によって行われている。今回、保健局職員やSISCaとともに県住民の健康増進やそれに対する意識や知識の向上を目指し、ともに活動に協力してくれる人材を求め、JICA海外協力隊の要請が上がった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 職員やSISCaとともに、母子保健や栄養指導等、地域住民の健康増進、健康啓発活動を行う。保健局内及びアウトリーチにも同行。アウトリーチでは、局から手配される車両に他の職員、SISCaとともに同乗し移動。
2. 職員やSISCaとともに勉強会を開催する。住民の理解が促進されるツール等(わかりやすいポスターや紙芝居、動画作成等なんでも)のアイデアの提供とその実施。
3. 職員やSISCaが取るアンケート集計の支援を行い、その結果から予防できる対策をともに考える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務用の机、椅子、等
業務のためにPCは使用するが、協力隊のためにPCを準備はされない。共用PCやプリンタの利用となる。

4)配属先同僚及び活動対象者

[配属先同僚]
・局長(男性、50代)、その他啓発活動担当の職員(20~50代男女)13名
・SISCa(男女の地域保健サービスボランティア)多数
[活動対象者]
・地域住民、学校の生徒等

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(16~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

テトゥンまたはインドネシア語でのコミュニケーションが可能であること。
隊員が居住する住居は、ワンルームアパートメントまたはホームステイとなる。
停電や断水、インターネットのアクセスも悪い中、現地の人と関係を重視して生活出来る明るい人物が期待されている。