要請番号(JA02724102)
募集終了
2024年12月以降 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
トゥアティエンフエ省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
トゥアティエンフエ省フエ短期大学
3)任地( トゥアティエンフエ省フエ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トゥアティエンフエ省師範短期大学は1976年に設立され、社会学部、経済・自然学部、芸術学部、幼児教育学部、業務経営学部、外国語学部、IT学部の7学部を有し、総学生数は約3,000名、教師数は130名。2年半制の教員養成のための短期大学である。日本語教育は2007年9月から開始され、学生数は約40名。同省内の中等教育機関の日本語教師は、同短期大学出身者が多い。ただし、法改正を経て、現在は本短大の卒業資格にて日本語を教授可能なレベルは就学前教育機関(幼稚園等)のみに限定されたため教師希望の学生は少ない。2024年2月に交通運輸短期大学・職業訓練短期大学の統合により、フエ短期大学となった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
省内にあるフエの建造物群が世界遺産として認定され、観光促進の機運の高まりとともに日本人観光客が増加し、それに伴い現地での日本語人材需要と学習者も増加しており、同省における日本語人材の輩出機関として期待されている。しかし、日本語コースの教師の日本語運用能力は十分とは言えず、結果として卒業生の日本語運用能力も低い状態が続いている。過去の隊員は、会話と作文及びビジネス日本語の授業担当と、定期ミーティングなどを通じ学科の教授体制の充実と同僚教師の日本語運用能力の向上に取り組んできたが、4代目隊員が急遽の任期短縮となったため、短期隊員の要請があったもの。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を通じて、日本語人材の育成と学科の日本語教授体制の充実に取り組む。
1. 短期大学の学生及び附属職業訓練校の日本語コースの学生への直接授業の実施
2. 教師の日本語運用能力や日本語教授能力の向上を支援
3. 学科全体の教授能力向上に向けた教師間の情報共有、連携促進支援
4. その他学科運営への支援(補助教材作成、日本語スピーチコンテストに参加する学生の指導や学園祭等イベント運営支援など)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語指導教材『みんなの日本語I、II』、『みんなの日本語中級1』、『まるごと』
PC、プリンター、コピー機、プロジェクター、文房具などの一般事務機器、会議室、図書室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・日本語コース長(女性/N2/30代/学士/経験15年/長期日本留学経験有)
・同僚教師3名(女性/N2/20代~40代/経験6年~15年)
活動対象者:
・短大生+職業訓練学校生、計約90名(5クラス)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴レベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:若手教師への支援のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・8月中旬開始の2学期制(8月中旬~12月、1月~6月中旬)