要請番号(JA46319202)
募集終了
2020年3月以降 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
ワールドフィッシュ アバッサ研究センター
3)任地( シャルキーヤ県 ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1975年に設立されたワールドフィッシュ(本部マレーシア)は世界の飢餓と貧困撲滅を目標とし、開発途上国での水産・養殖分野での技術開発、それに携わる周辺住民の生活向上等、多岐に渡り支援を行う、国際非営利団体である。エジプトでは1998年のアバッサ研究センター設立に伴い支援が開始された。ワールドフィッシュは現在JICAや他ドナーと協力し、エジプト、及び全世界の養殖人材育成を行う他、魚の消費拡大、ヨーロッパ諸国への輸出に向けた食品加工の訓練等を進めている。現在エジプトでのスタッフ数は50名、年間予算はおよそ2百万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エジプトにおける養殖は過去20年で飛躍的に開発され、現在世界第6位の養殖大国(アフリカ大陸では1位)にまで成長した。しかし魚消費の全体の需要にはまだ供給が追い付いておらず、今後も生産向上に向けた養殖振興・技術普及が求められている。エジプトでの養殖はほぼ100%が淡水魚、主な種類にナイルティラピアがある。
配属先はエジプト国内外での養殖振興・技術普及を政府、他外国ドナーと共に担っているが、更なるサービスの改善に向け、各部門の強化・改善が必要である。隊員には各種研修・研究へのサポートと日本での経験を生かした助言が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1,2,3のうち、自身の専門に関係する研究をサポートし助言を行う。また4,5についても適宜配属先同僚と協力して実施する。
1.資源循環型養殖
2.気候変動対応型養殖技術開発
3.養殖生産システムの比較
4.対外国人研修生への養殖技術研修
5.対地域住民への養殖振興セミナー
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
国際機関の研究施設であり、日本の大学や研究施設にある機材等各種揃っている。また研究センター敷地内には研究用の養殖池・農場がある。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
研究センタースタッフ(職員は5-6人(総務・エンジニア・研究者等)、それ以外に各国からの研修生、留学生等が滞在している。
活動対象者:
1,2,3 は対象は配属先同僚
4,5は研修参加者、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:水産系大学卒
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・水産・養殖分野についての知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は研究センター内のスタッフ用住居を予定しており、都市部への訪問回数は限られる。
同内容の案件を2件募集中であり、複数派遣になる可能性有。適宜連携し活動を行うことが可能。