要請番号(SA31824102)
募集終了
2025年3月以降 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
エクアドル剣道協会
NGO
3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はエクアドルにおける剣道の普及と競技レベルの向上を目的として、1999年に設立された。現在は、国内3都市(キト、グアヤキル、クエンカ)に10の道場が協会に加盟しており、約150名の剣士が所属している。稽古では、技術だけではなく、規律や礼儀を重視し、剣道を通じた人格形成を目的とした指導を行っている。同協会には、2008年から2023年2月までの間に長期3名、短期24名の隊員が派遣されており、これら隊員の活動を通じ、JICA杯が開始され毎年実施されている。2023年度予算約7,000米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2023年12月にペルーで開催された第8回ラテンアメリカ剣道大会で、少年個人戦及び女子団体戦が準優勝の好成績を収めた。また、同大会で実施された段位審査会でエクアドル初の剣道六段合格者者が誕生した。コロナ禍で活動がままならない時期もあったが、コロナ後初となる剣道隊員(2023年11月から2024年2月まで)の活躍もあり、協会の活動は再び盛り上がりを見せている。配属先は今後も、ラテンアメリカ剣道大会や世界大会等の国際大会に積極的に参加する予定である。これまでの隊員派遣を通じて、その成果が同協会関係者に強く認識されており、今回も同様の協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の調整の下、国内2都市(キト・クエンカ)の各道場を巡回し、以下の活動を実施する。
1.指導者層に対する剣道の指導法及び審判技術の向上に協力する。
2.特に小学生から青少年層の競技人口を増やすためのプロモーション活動に協力する。
3.4歳から60歳の稽古参加剣士に対する指導を行う。
(活動時間は平日07:00~09:00、17:30~20:30、土・日曜09:00~12:00。変動の可能性あり)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場(キト市内7、クエンカ1)、竹刀、木刀など。剣道具及び剣道着・袴、竹刀、木刀は自身のものを持参する。
4)配属先同僚及び活動対象者
会長:男性、50歳代、5段
指導者:キト/男性、50歳代、3段~5段
クエンカ /男性、40歳代、5段
グアヤキル/男性、40歳代、6段
指導対象者:強化選手 2段から5段レベル 20名程度
4から60歳程度の初心者~3段レベル150名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(剣道七段以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・居合道の経験もあると尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~21℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2都市での巡回指導が予定されている。キトは標高2850m、クエンカは標高2500mと高地での活動となる。