要請番号(SL13023D02)
募集終了
6代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
教育課程開発部
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育課程開発部(CDU)は、中等・初等教育課程のカリキュラムに関わる全般(各教科シラバスの整備、教科書等の作成等)、中等教育修了認定試験(TNFSC)の作成を担っている。2015年より新しい評価方法(SOLO Taxonomy)が導入され、教育訓練省全体で大幅なシラバスの変更があったため、新評価方法の運用、現職教員研修に取り組んでいる。現在、CDUの職員は28人。これまでに日本語教育のシニア海外ボランティア(旧名称:SV)に加えて数学教育SVを派遣した実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガにおける日本語教育は1985年の無償資金協力によるババウ高校の建設をきっかけに1986年より始まり、現在は公立高校4校および私立高校3校において選択履修科目の一つとして正式に開講されている。トンガでは現地日本語教師が育ちつつも、日本語に関するシラバス修正・改訂やカリキュラム管理、教科書改訂、副教材作成等の日本語教育のサポートおよび、中等教育修了認定試験(TNFSC)の作成ができる人材がいないことからJICA海外協力隊員が必要であり要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.中等教育修了認定試験(TNFSC)の作成、評価を担当し、評価レポートを作成する。
2.トンガ日本語教育のシラバス、カリキュラム管理、教科書及び副教材の修正等を行う。
3.日本語クラスを開講している学校のモニタリングおよび、隊員不在校の授業を支援する。
4.現地の日本語教師会や隊員で構成される日本語部会の運営(ワークショップ開催等)の取り纏め。
5.その他、書道コンテスト、スピーチコンテストの運営に携わる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書(国定教科書『さくら』)、PC、プリンター、スキャナー、ボイスレコーダー、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
教育課程開発部職員:
部長:女性、50代、大卒
カリキュラムライター男女 30-50代
事務 女性 50代
印刷担当 男性 4名
計28名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:日本語教育運営全般に関わるため
[参考情報]:
・コースデザインや評価法の知識・開発経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習する。現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で約4週間学習する予定。