要請番号(SL24523D01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育局
2)配属機関名(日本語)
サン・ファン・デル・リオ工科大学
3)任地( ケレタロ州サン・ファン・デル・リオ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は地元企業の競争力強化に資する人材育成を目的に1998年に創立された公立大学であり、年間の予算規模は約6億2000万円。メカトロニクス、生産システム、ビジネス・経営管理等9つの学部を有し、敷地面積は約20ヘクタール、学生約3,000人、職員数140名。学生の年齢層は18才から24才、卒業前の課題で地元企業で4か月間の実習が義務付けられている。卒業生の約70%は卒業後6か月以内に就職しており約30%が修士課程へ進学する。同大学には、これまでに電子・電気機器、経営管理等、計5名のJICA海外協力隊派遣の実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サン・フアン・デル・リオ工科大学では、再生可能エネルギー工学の学位が取得でき、化学・再生可能エネルギー科では、プロジェクトチームがエネルギー変換に関する技術開発・応用研究に取り組んでいる。再生可能エネルギーの開発は、風や日照などの気候条件に加えて気候変動の影響も受け、複雑な条件下に置かれている。大学では、研究開発促進のため、気象学の知識や代替エネルギー利用に関するデータ処理技術を必要としており、JICA海外協力隊への支援要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
大学内に設置された「ケレタロ州における太陽・風力資源評価」プロジェクトチームに参加し、配属先の同僚とともに以下の活動を支援する。
1. CEA(州水質委員会)が管理する各気象観測所から得られる気象データや米国航空宇宙局(NASA)のデータを活用しながら、ケレタロ州の太陽放射量マップを作成する。
2. 1で作成したマップを地理情報システム(GIS)に反映し、日射量解析を行う。
3. 各気象観測所でのウィンドローズ作成を支援する。
4.分析結果に基づき、風力発電機や太陽光パネルの設置候補先について助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス(机、椅子、ノートパソコン、プリンター)、ウェザーステーション(Davis Vantage Pro Plus 2)、ケレタロ州気候観測所のデータベース
4)配属先同僚及び活動対象者
1.配属先同僚:化学・再生可能エネルギー科主任、教員
2.活動対象者:プロジェクトチームスタッフ、学生(20名x4学年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)地学 備考:同僚への提案・助言のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:研究者への助言が必要なため
[参考情報]:
・WRPlot、ArcGISの知識必須
・学部は気象、エネルギー、地学に関するもの
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。