要請番号(SL24523D02)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ケレタロ州政府教育局
2)配属機関名(日本語)
ケレタロ工科大学
3)任地( ケレタロ州ケレタロ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口200万人を超えるケレタロ州都に位置するケレタロ工科大学は、1967年に設立された伝統ある大学で、現在6,000人以上の学生が在籍している。キャンパスは2か所あり、経営学、ロジスティック学、電子工学、電気工学など全10学科を有し、大学の年間予算は3億円程度。卒業生の多くは同州内の企業へ就職する傾向が高いことも特徴的である。同大学には、2009年から2016年にかけて、品質管理、金型、渉外促進等6名の隊員が派遣されており、現在も品質管理・生産性向上の隊員が活動中である。また、JICAの帰国研修生も勤務しているためJICAや協力隊事業についても理解があり、隊員活動への高い関心が寄せられている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メキシコでは日系企業の進出が1,000社を超えており、特に中央高原地域4州(ケレタロ州、グアナファト州、アグアスカリエンテ州、サンルイスポトシ州)には500社以上が集中している。したがって、工科系大学卒業生の多くは、日系企業を含む同地域内の企業へ就職する傾向が高く、ケレタロ州教育局では域内の大学に対して企業のニーズに合致した講義提供するよう積極的に働きかけている。こうした背景を踏まえ、ケレタロ工科大学では自動車部品デザイン技術開発センターの組織化を検討しており、工業デザイン分野における教員の知識向上や能力開発に取り組みたいと考えている。自動車産業分野では依然として日本への技術協力ニーズが高く、JICA海外協力隊による支援が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を実施する。
1. 地域の自動車関連企業を訪問し、自動車部品のデザインについて調査・分析を行う。
2. 1をもとに、同センター運営に必要な計画策定(人員、技術、研修、費用等)を支援する。
3. 大学教員へ必要な研修を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、PC、プリンター、書類棚、インターネット環境、ソフト(Solidworks、ANSYS、Catia、Inventor)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート: 男性40代 経験4年 修士(熱システム)、学士(工業デザイン)
カウンターパート: 男性60代 経験2年 学士(機械)
活動対象者:
大学教員:5人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員への指導が必要となる
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:企業の現状分析をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。