要請番号(SL31223D01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
保健省首都圏東部保健サービス局
3)任地( サンティアゴ ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はサンティアゴ東部にある公立・民間の医療機関全てを管理・監督している機関である。4病院、4研究所、21家庭保健センター、8地域精神保健センター、4地域家庭保健センター、9地区にある救急センターを兼轄している。配属先にはJICA帰国研修員が多く存在するものの、これまでにJICA海外協力隊を受け入れた経験はない。
https://www.saludoriente.cl/websaludoriente/
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリでは脳卒中の後遺症を有する患者が多く、続いてパーキンソン病、外傷性脳損傷の患者も多い。これら患者へのケアとして、医療、看護、理学・言語・作業療法などのスタッフで構成され、包括的かつ統合的なリハビリテーションが必要である。現在、プライマリーヘルスケアレベルでのリハビリは、主に理学療法を提供しており、作業療法はほとんどなく、介護者のための指導もほとんど開発されていない。また、脳卒中患者に提供されるさまざまなサービス間の連携も不十分である。このため作業療法を取り入れた包括的なケアプランを立案・実施する必要があり、特に脳卒中、パーキンソン病、外傷性脳損傷の後遺症を持つ人々へのリハビリ向上のため、同分野の経験を有する隊員が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚及び市役所リハビリチームとともに、主に以下の活動を行う
1.脳卒中・パーキンソン病・外傷性脳損傷患者の作業療法のリハビリに関する経験と知見を紹介し、包括的なケアプラン策定への協力
2.脳卒中・パーキンソン病・外傷性脳損傷患者に関する家族向け講座の企画・実施への協力
3.作業療法分野における脳卒中・パーキンソン病・外傷性脳損傷患者への包括的なリハビリプログラムの見直し及び改善への協力
4.配属先プライマリーヘルスケア関係者を対象とした神経系リハビリに関するワークショップの企画・実施への協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター、マット、ボバーストレーニングテーブル等一般的なリハビリ用資機材
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:作業療法士2名(男性・女性各1名)、
理学療法士2名(男性・女性各1名)、
言語聴覚士1名(男性)
経験年数:各自10年以上
・活動対象者: 主に脳卒中、パーキンソン病、脳卒中患者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:活動上必要なため
[参考情報]:
・脳損傷患者へのリハビリ経験があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)