要請番号(SL31223D02)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チリ国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
ペドロ・アギーレ・セルダ国立リハビリテーションセンター
3)任地( サンティアゴ ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はチリ国唯一の国立身体障害者リハビリ専門病院。主に未成年者の身体障害者、さらに切断や脳血管障害による成人身体障害者に対し身体・精神・社会的な視点から総合的リハビリ治療を行う他に、大学教育、人材育成、研究活動も実施。職員149名。病床数39、入院、診察、地域リハビリにより年間5000名を診察。リハビリ部門はリハビリ医学、運動療法、作業療法、言語聴覚、栄養、心理、ソーシャルサービス、看護、小児科、神経科、特殊学校からなる。JICAは、身体障害者リハビリテーションプロジェクト、第三国研修等の南南協力の実績あり。体育隊員が2024年11月まで派遣中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリ国民の大半は勤勉で努力を重ね国造りに励んできたが、地域的・経済的な違いから生じるQOLの格差は未だ存在している。同配属先はJICAとのリハビリテーションプロジェクトの実施により知識や技術向上を図り、地域住民を巻き込んだ地域リハビリの構築強化を進めている。その後、作業療法チーム人員の入れ替わりもあったため、新たにJICAボランティアの支援による日本の知識や技術の吸収を期待する本要請に至った。臨床及び就労支援における評価、診断、治療、患者家族との連携の改善を行いながら、関連テーマの研究を行っている。特に神経リハビリテーション(ボーバス概念)に力を入れており、同分野の経験を有したボランティアが求められている。年間予算約940万米ドル。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先上司や同僚と協議しながら主に以下の活動を同僚の知識や技術向上を目指しながら実施する。
1.患者の臨床及び就労支援のための評価や診断、及び治療を支援する。
2.患者家族に対して家庭で行うリハビリ方法を指導する。
3.他の病院や関連機関の職員に対して配属先が開催する研修実施を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
神経発達学的治療(ボバース)用器具、感覚統合療法器具、装具作製機器等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:作業療法士(男性2名、女性9名、経験1~8年)
活動対象者: 作業療法を要する地域住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:B)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:活動上必要なため
[参考情報]:
・ボーバス法の経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)