要請番号(SL31224C01)
募集終了
9代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
チリ中央日本人会
日系社会
3)任地( サンティアゴ ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はチリに長期滞在する在留邦人とその次世代で構成され、会員間の親睦並びに日本文化・伝統の継承や普及に貢献することを目的に、1954年に設立された非営利団体である。現在は約390名の会員が所属し、世代、性別や居住形態などに応じてグループを形成し、各グループの代表者から年に一度、理事を選出し運営している。同会の活動の一部として、日系人だけではなく非日系人も対象に、日本語や日本料理、及び日本文化に関わる講座や行事を開催している。2023年度予算は約5万6千米ドル。これまで日本語教育隊員が8名派遣された他、料理、企画運営などの隊員を受け入れた実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本語入門・初級コースは存在するものの、中・上級向けのコースは存在しない。中級以上の日本語を学びたいという学習者が一定数いるものの学べるところがない。配属先教師4名(うち1名は日本からオンラインで指導)が入門・初級コースを約70名に指導している。日本人教師が中・上級向けのコースを開講可能だが教師4名のうち2名は高齢であり、後継者の育成が急務となっている。そのため中・上級コースの企画・指導及び若手教師の育成ができる隊員が要請された。また、チリには日本語教師によるネットワークが存在するものの教師会が存在しないため会設立に向けた支援も期待されているほか、日本文化普及に関する講座の支援も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚らとともに、主に以下の活動を行う。
1.日本語中・上級コースの教師として、コースデザイン・指導・運営を行う。
2.日本語能力試験の対策講座を実施する。
3.若手教師育成への支援を行う。
4.教師会設立準備に向けた助言などの側面的な支援を行う。
5.可能であれば、初歩的な着付、生け花、日本料理など隊員の趣味や特技を生かした日本文化の講座を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター、プロジェクター、コピー機、中・上級コースの教科書は未定
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:教師4名(日本人女性3名・チリ人20代男性1名、CPは日本人80代)、アシスタント1名(30代女性、JLPT・N3認定後は教師採用予定)、事務員2名
経験年数:日本人教師は4年以上、チリ人教師は1年程度
・活動対象者: 約50名(13~57歳)、20代のチリ人が多い
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教師を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コロナ禍以降、オンラインで日本語コースを実施しているが、コース形式(対面・オンライン)は隊員と相談の上、決定する。生徒は社会人が多く昼間は就業しているため、日本語コースは主に夜の開講となる。