要請番号(SL32723D03)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
全国工業労働訓練機関(SENATI)アレキパ・プーノ地方局
3)任地( アレキパ州アレキパ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国工業労働訓練機関は国内の製造業ほか施設設備、保守整備関連業務に携わる人材育成を目指した職業訓練・研修の実施機関である。全国に14の地方局があり、それぞれ複数の訓練センターを持つ。配属先は任国第2の都市であり、4つのセンターを統括、現在、電気・電子分野の他、金属機械工学、自動車整備等、14コースを開講。電気・電子分野コースの講師数は36名、生徒は約700名。学生の9割は日本の高校生年代だが、社会人を含め29歳までが受講可能。コースは前後期制の3年間で総訓練時間数は約5,000時間、学科と実習の割合は4:6。全国14局の年間予算は約4,800万米ドル。7名のJICA海外協力隊の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地は、鉱工業振興による経済発展が著しく、製造過程において産業用ロボットやプロセス制御に関する知識・技術を有する人材が多く求められ、卒業生の多くは民間の鉱業関連企業へ就職するなど、配属先ではそれらの人材育成が急務になっている。当該分野の学生も増加傾向にあり、講師の質の向上、コース内容の改善・充実が求められている。1980年代に職業訓練センターとしての機能向上を目指したJICA技術協力プロジェクトにより専門家派遣、機材供与の他、多くの職員が研修員として日本へ派遣された。その後、電子工学分野SV5名の活動成果により、職員はPLCやDCSの理論を理解しているものの、プロセス制御技術教育の習得が課題としてあげられており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.現地講師に対する産業用ロボットやプロセス制御に係る指導法改善に向けた助言を行う。
2.新規に導入するマルチプロセス制御装置の取り扱いやその他技術指導のためのマニュアル作成を行う。
3.指導カリキュラム、授業内容改善のための助言を行う。
4.プロセス制御に関するシステムとソフトウェアの取り扱いや数学的手法の活用を助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、各社PLC機器(Schneider Electric, Siemens他)及び周辺機器、空圧式制御装置(FESTO)、油圧式制御装置、分散制御システム(DCS)、マルチ測定器、工具等
4)配属先同僚及び活動対象者
電気・電子分野コース主任講師 50歳代男性、電子分野指導経験23年
同コース講師(カウンターパート)40歳代男性、電子工学技士、指導経験10年
指導対象者15-18歳学生、6コース(3年、X2期)、約700名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)電気・電子 備考:専門分野の高等技術取得が必須
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:現地同僚と同等以上の技量が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)