要請番号(SL33323D01)
募集終了
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・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
フロレス県庁
3)任地( フロレス県トリニダード市 ) JICA事務所の所在地( モンテビデオ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フロレス県の人口は2万5000人、その内2万人が県庁所在地トリニダード市に居住。農業が基幹産業であり、小さいながらも国内観光で訪れる場所でもある。南米地域に二ヶ所しかない「ユネスコ世界ジオパーク」の一つとして「フロレス県のグルタスデルパラシオ」が2013年に登録された。3600m2の面積に地質学的に貴重な自然資源があり、14ヶ所のジオサイト(鉄鉱石が含まれている洞窟を含む)の自然保護区が2ヶ所設置されている。県は同自然保護区の観光開発を推進する人材の育成と能力強化を通じて、観光振興を図り、地域の経済発展にも繋げていくことを目指している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フロレス県は「ユネスコ世界ジオパーク」を国際的に価値のある地質遺産として保護し、自然環境や地域の文化への理解を深める取り組みを進めたいと考えている。このため、学校等の教育機関に対する教育機会の提供、ジオパークを通じた地域振興等に資する政策の立案、更にこれらを通じた持続可能な開発への取り組みへの協力、及び地域観光振興を担う職員の育成と能力開発への協力を希望している。なお、地域観光振興へのアドバイスとあわせてアクセシブルツーリズムの改善についての助言も期待されている。同自然保護区に対しては官民で連携して支援も行われている(ウルグアイ共和国大学・地学部、観光省、教育省、NGO等による協力)。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1..地質遺産の保護計画の作成に対する支援
2..新たなジオツーリズムルートの提案
3.ジオパークの持続可能な開発計画の作成に対する支援
4.アクセシブルツーリズムの改善に関する助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、一般的な事務機器、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
観光セクターが属しているフロレス県開発振興部の職員は約30名、①ジオパーク責任者(40歳代女性)はJICA帰国研修員「2012年度観光振興とマーケティング」、②ジオパーク調整員(40歳代男性)はJICA帰国研修員「2011年度青年研修・地域における中小企業振興」
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)人文科学 備考:同僚と同程度
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導に必要
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・自然保護教育やエコガイドに関する活動経験
・アクセシブルツーリズムの知見
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(3~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)