要請番号(SL63023D01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
海洋・内水・漁業省
2)配属機関名(日本語)
マプト漁港運営事務所
3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国内への水産物供給だけでなく、南部アフリカ諸国への水産物の輸出拠点としても重要な同国南部最大の漁港であるが、同漁港は商港からの転用であるため漁船の水揚げ作業が難しいほか、護岸の一部が崩壊するなど老朽化が激しく、漁業活動に支障を来していた。よって、1999年にJICAの無償資金協力により、同港の岸壁・護岸の撤去・新設、桟橋や冷凍庫の改修などを支援し、これにより、荷役効率の改善、水揚量の増大及び漁獲物の品質保持に貢献している。年間5,000-9,000トンが水揚げされ、漁期は3月から12月の10か月間である。3月~5月、8月~10月の6か月が盛漁期であり、この6か月で年間漁獲高の73%を捕獲する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では漁業関係者にとって魚の鮮度保持は非常に重要な課題と認識しており、冷蔵・冷凍機器整備知識・技術を持った人材の育成は、当国の今後の漁業発展に不可欠と考えているが、技術支援できる人材が国内に不足しており、協力隊の要請に至った。過去にJICAにより製氷(1日10万トン製氷)・貯氷施設の新設、冷凍庫が改修がされた背景もあり、それら機材を含めた保守管理と保守管理人材に対する技術支援が期待されている。配属先には計96名の職員が勤務しており、運営部は冷蔵機器、電気、溶接、塗装、溶接、建築部門に分かれ、計14名の職員が所属。冷蔵庫が昼夜連続運転であるため、職員が2名一組として、8時間勤務でシフトを組んで運転管理を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 既存の配属先の製氷機、冷凍庫、施設の管理を行う。
2. 製氷機、冷凍庫の同僚へのメンテナンス指導を行う。
3. 可能な範囲で製氷機、冷凍庫の修繕に関する支援(不具合の切り分け)を行う。
4. 現地で調達できる機器導入・設置に関する助言・提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
レシプロ開放型冷凍機(100トン収容)4機、製氷機2機、蒸発式凝縮機、自動霜取り装置その他
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
配属先長:男性50代1名
運営部職員14名(冷蔵機器、電気、溶接、塗装、建築)
【活動対象者】
冷蔵機器部職員3名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚と同レベルの学歴が必要
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が求められるため
[参考情報]:
・第三種冷凍機械
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先からは30~50代の隊員が要請されている。